延辺朝鮮族自治州における歴史を移民の始まりから満州事変まで。
延辺地方の歴史(17世紀から満州国事変まで)
◎延辺(間島)地方における近代
(1)清国・朝鮮・ロシア間(17世紀~)
①清・朝鮮における封禁政策(資料1)
②清・朝鮮間における1712年の定界碑(資料2)
→清・朝鮮間における間島の所在は未解決。
③清・ロシア間における琿春議定書:(1886)
→豆満江河口から国境の距離を15キロと決め、中国は豆満江河口までの航行権を獲得。15キロ地点に土(定界碑を立てる。
(2)清国・日本・朝鮮・ロシア間(19世紀末、20世紀初頭)
①日清戦争:1894年(資料3)→朝鮮の独立→大韓帝国と清(資料4)
②義和団事件:1900年(資料5)
③日露戦争:1904年(資料6)
④間島協約:1909年(資料7)
⑤韓国併合:1910年
→延辺地域の朝鮮人処遇をめぐる清国ならびに中華民国と日本(資料8)
(3)奉天軍閥・日本
三矢協定:1925年(資料9)
張作霖爆殺:1928年
万宝山事件:1931年(資料10)
満州事変:1931年
資料1
封禁政策とは…
◎満州族の聖地 ・朝鮮族の聖地 という性格
◎清朝の封禁政...