看護研究

閲覧数3,271
ダウンロード数24
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    認知機能・意識状態に障害を持つ患者への日常生活援助

    ~残存機能とセルフケア能力の把握と活用の方法~
    実習病棟:岐阜県総合医療センター 10階東病棟

    実習期間:平成21年9月7日~9月25日

    第一看護学科3年生 山本亜梨紗
    はじめに

     中島は「身体能力が高くても、認知機能が低下していると動作は自分ではできなくなり、さらに安全性への配慮などの介助量が増してくる。」1)と認知機能と日常生活活動の関連性について述べており、認知機能が低下している患者が安全に日常生活を送るためには他者による援助が必要である。

     私が今回受け持った患者は意識状態や認知機能に障害が見られていた。それによって患者自身で様々な日常生活活動を行うことに支障をきたしていた。私は患者のこのような状況に対し、それらの障害の程度と日常生活活動との関連を捉えつつ、今この患者が持っている残存機能やセルフケア能力を生かしそれらを維持・向上していけるように考えながら日常生活活動の援助を行った。その中でも特に、食事と清潔保持行動(口腔ケア)に対する援助を中心的に行った。そこで、これらの援助が患者のその時の状態に対してどのように影響...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。