外国史2

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    外国史

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    秦の天下統一の意義を述べよ。
    ・秦以前の中国
    かつての中国史は三皇・五帝の伝説で語られた。三皇は人間生活の発展の次第として、五帝は国家成立と完成の抱負として中国民族の文明発展観を表していた。
    殷以前の中国では、村ぐらいの広さの小規模な国が、城壁に囲まれた都市国家という形で多数存在したと考えられている。殷や周も、元々はそういった国家であったが、都市自体の規模が大きかったために、他の都市国家郡を合わせた都市同盟の盟主となり、複数の都市による連合国家を形成した。しかし、殷や周では都市共同体の代表という意味合いが強く、他に絶対の影響力を持ちうるものではなかった。また、作業用具は主に石器と木器であったため、生産力による身分格差はほとんど存在しなかった。
    春秋時代は晋が三分裂して、韓・魏・趙が成立するまでを、戦国時代はそれ以降、秦の成立までをいう。春秋時代には春秋五覇と呼ばれる覇者が各地で立ったが、尊皇攘夷を唱え、周を尊んでいた。しかし、戦国時代には周は一諸侯に過ぎなくなり、多数の封建国家が各地に成立した。
    諸国は独自に各々の国土を広げ、それを統治するための官僚制が各国で拡大・整備された。また、鉄...

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