算数科指導法2

閲覧数1,553
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    代表キーワード

    算数科指導法

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

      本レポートは算数かにおける第3学年の除法の指導について述べたものである。
    (1)除法の意味と計算の仕方について
     整数の除法は加法、減法、乗法と四則計算の1つとして、算数の基礎といえる大切な計算方法である。以下では除法の意味と計算の仕方から、児童がどのように理解することが大切かを述べる。
    除法の意味
     3 年生の児童たちはわり算を初めて取り扱うことになる。わり算が用いられる具体的な場合には、次の2つがある。1つは、ある数量を等分したときにできる1つ分の大きさを求める場合で、「等分除」と呼ばれるものである。もう一つは、ある数量がもう一方の数量のいくつ分であるかを求める場合で、「包
    含除」と呼ばれるものである。子どもたちは、同じ人数のグループを作ったり、同じ数ずつ紙を分けたりするなどという操作は日常生活の中で経験しているので、わり算という意味からすると等分除の方がわかりやすいと考えられる。したがって、わり算の導入に当たっては、この様子をふまえて等分除から取り扱う方が、わり算の意味を理解するうえで有効であると言えるのである。ここで述べていることはあくまで順序のことであり、包含除の意味の理...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。