教育方法学 レポート 第1設題

閲覧数908
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「従来の知識伝達を重視した授業の設計と評価に対して主体的な学習を基本とする授業について設計と評価の特徴を比較し、その比較の視点毎にまとめて授業設計ならびに評価についての留意点を述べよ。」
     まず従来の日本の教育は、教科を規定し、その内容を全学年に応じて系統化した教育課程に法的拘束力を付加するに至った国家的な教育課程である「学習指導要領」を基に授業設計がなされている。学習指導要領に準拠する教科書には小学校5年生で習う漢字は4年生までのどの教科書にも出てこないように編集されているように、学習指導要領と教科書は一体となり、きわめて系統性の高い教育課程を実現しているのである。
    系統性の高い教育課程のメリットはその効率性である。順番に理解していくことで教えられる知識量を増やせると考えられていること、また評価の際にテストで子どもの学力(既習知識量)を評価することに依拠できることなど、授業設計、教育評価における効率はとても良く、これに合わせ、標準化の機能によって全国どこへ転向しても学力におけるずれが発生しにくい、教育実践に関する蓄積を全国的に共有できるなど、系統性、効率性重視の教育課程のメリットは大...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。