教育人名のポイント
◆外国編◆◆
デュ-イ(アメリカ)
哲学者、教育学者。プラグマティズムの哲学を発展させアメリカ哲学界における指導的人物。経験主義の教育学をうちたて、いわゆるプログレッシビズムの中心人物となった。主著は「学校と社会」「思考の方法」「民主主義と教育」「経験と教育」「明日の学校」。
ペスタロッチ(ドイツ・スイス)
教育家。頭と心と手との調和的発達による人間形成を教育の理念とした。人間性の調和的発展を目的とし直観を方法原理とする教育思想をうちたてた。その生涯を貧者や孤児の救済、民衆教育に尽くした。シュタンツで孤児院開設。主著は「白鳥の歌」「隠者の夕暮れ」「ゲルトルートはいかにその子を教えるか」「直感のABC」「運命」。
ルソー(フランス)
18世紀最大の思想家。教育について、人間性の自然的な発展の助成を主張し、当時の教育観にコペルニクス的転回をもたらした。教育は社会規範や学芸を注入するものであってはならず、子供の発達と事物の法則に即して行われなければならないと唱えた。主著は「エミール」「学問芸術論」「人間不平等起源論」「告白」「社会契約論」「新エロイーズ」。
へルバルト(ド...