卒論決定版

閲覧数3,408
ダウンロード数44
履歴確認

    • ページ数 : 23ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 はじめに
    ニートの存在や非正社員の増加が社会問題へと発展し、ここ数年、若者と仕事をめぐる状況が注目を集めている。景気が回復してきていることなどから、問題は解決するとの見方がある一方、雇用の仕組みや学校教育からの見直しが必要だとの声もある。そこで、若者と雇用の状況をまとめていきたい。また、学校教育にはどのような対策ができるのか考えたい。
    2 失業者、ニート・フリーター数の推移
    2-1 定義
    若者と仕事の問題としてニートやフリーターが注目されているが、統計のための定義は、内閣府と厚生労働省で違い、公表されている数にも違いがある。それぞれの定義は図表1の通りである。
    図表 1 ニート・フリーターの定義
    ニート フリーター 内閣府 既婚者、学生を除く無業者(仕事に就いていない者)で、求職活動もしていない者=85万人(2002年) 学生と主婦を除く若者で、正社員以外(パート、アルバイト、派遣社員、契約社員など)と働く意志のある無業者=417万人(2001年) 厚生労働省 厚生労働省定義の「若者無業者」。仕事に就いていない者のうち家事も通学もしていない者=64万人(2004年) 学生と既婚女性...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。