教師が児童・生徒を正しく理解ができ、教科指導においてわかる授業をするのに、教師に一番必要な資質能力とは、児童・生徒との信頼関係を築けるかという能力である。その為に必要である具体的な資質能力を考えていき、教師になったらできなければならないこと、及び私が今すべきことを検討していくことにする。
まず第一に最低限必要な資質能力として、教科指導の専門的知識・技術である。児童・生徒に対して授業をしていくのに、教師自らが、専門教科の知識が浅く・狭いものでは、わかりやすい授業ができないのは、当然である。教師は、自分の専門教科に対しては、深く・広い知識を持ち、児童・生徒の学力・理解力等を考察して、工夫をして授業にのぞまなければならないのである。この工夫をした授業をする為には、一般教養という資質能力も必要になってくるであろう。専門教科以外にも、広い知識を持ち、児童・生徒がわかりやすいような事柄に例えて授業を進めたり、児童・生徒が興味を持ちやすい事柄や教材等を利用して、工夫のあるわかりやすい授業をする為には、一般教養が必要不可欠である。また、専門的な授業や工夫をした授業を進める為には、前提にある教育に関...