「世界戦争の中のアジア・太平洋戦争」
まずこの表題を読んだ時の感想として、世界の中のアジア・太平洋戦争ということは、世界の戦争の中の一つとしてのアジア・太平洋戦争であり、日本人が「第二次世界大戦」と呼んでいるものも一つの戦争の中にあるのだと感じた。だが人類が生まれてから数えきれないほど起きている戦争の中でも「第二次世界大戦」は他の戦争と規模において区別されなければならない戦争であり、世界的に広まった戦争である。本文にもあったが、第一次世界大戦は主にヨーロッパにおいての戦争であった。それが「第二次世界大戦」は範囲がアジアまで広まり、世界的な広がりを見せてきた。確かに本当に世界戦争かと言われれば南部のアフリカやラテンアメリカ、中央アジアなどを考慮して「第二次世界大戦」も一部の戦争であるとしかいいようがない。世界的に行われた「第二次世界大戦」も様々な局地戦があり、ナチスのホロコースト、日本軍の大西滝冶郎中将の提案した神風特別攻撃隊など様々な物語があった。世界的にこの戦争を見ることができるが、同時に局地的な視点をもつという二つの視点が大切になってくる。「第二次世界大戦」は第一次世界大戦で解決で...