凝固点降下 評価:優

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    資料紹介

    溶質が溶媒と化学反応せず、また固体相を形成しない場合においては溶液の凝固温度は、純溶媒の凝固温度よりも必ず低い。その低下度を測定することで溶質の分子量を知ることができる。希薄溶液の場合、ラウールの法則を用いると凝固点降下度は次の式で表される。
     (Kf:モル凝固点降下度、w:溶質の質量、M:溶質の分子量)
      今回の実験では、溶媒としてシクロヘキサンを、溶質としてナフタレンを用いて、凝固点効果を測定し、ナフタレンの分子量を求める。

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    ・実験原理及び目的
      溶質が溶媒と化学反応せず、また固体相を形成しない場合においては溶液の凝固温度              
     は、純溶媒の凝固温度よりも必ず低い。その低下度を測定することで溶質の分子量を知ることができる。希薄溶液の場合、ラウールの法則を用いると凝固点降下度は次の式で表される。
     (Kf:モル凝固点降下度、w:溶質の質量、M:溶質の分子量)
      今回の実験では、溶媒としてシクロヘキサンを、溶質としてナフタレンを用いて、凝固点効果を測定し、ナフタレンの分子量を求める。
    ・実験操作
    [器具および薬品]
      測定装置一式(測定装置本体、テスター、IC温度センサー)、1Lビーカー1個、0.1℃目盛温度計、ナフタレン数グラム、特級シクロヘキサン約40ml
    [実験方法]
    (1)IC温度センサーの電源を入れ、電気回路を安定化させた。
    (2)IC温度センサーの校正を行った。約10℃に調整した水の中に温度プローブを挿入し、テスターの直流電圧値が安定した後の値を読み取った。また氷冷水(約0℃)も同様に値を読み取った。このとき温度計でそのときの水温も読み取った。これらの値から電圧値と水温...

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