93回薬剤師国家試験問125

閲覧数4,828
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 全体公開

    タグ

    資料の原本内容

    93回問125
    全身麻酔に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
    麻酔時にモルヒネを併用すると、モルヒネの動眼神経核抑制作用により散瞳の増大が認められる。
    プロポフォールは、麻酔の導入と覚せいが速やかで、持続点滴による全身麻酔に用いられる。
    神経遮断性麻酔には、麻薬性鎮痛薬のフェンタニルとブチロフェノン系神経遮断薬のドロペリドールを併用する。
    セボフルランは、心筋のカテコールアミンに対する感受性増大作用がハロタンより強い。
    解答 3
    × 麻酔時にモルヒネを併用すると、モルヒネの動眼神経核抑制作用により縮瞳が認められる。
    ○ 
    ○ 神経遮断性麻酔とは、よびかけに反応する程度に意識を保ち、手術可能な無痛状態する麻酔法で、麻薬性鎮痛薬のフェンタニルとブチロフェノン系神経遮断薬のドロペリドールを1:50で混合したものを用いる。
    × セボフルランは、心筋のカテコールアミンに対する感受性増大作用がハロタンより弱い。  なお、セボフルランは、心筋のカテコールアミンに対する感受性増大作用はほとんど認められない。一方、ハロタンは、心筋のカテコールアミンに対する感受性増大作用があり、カテコールアミンを含有する医薬品と併用すると、心室不整脈があらわれることがあるので、ハロタンとカテコールアミン含有医薬品は併用注意である。
    a b c d 1 正 誤 正 正 2 正 誤 誤 正 3 誤 正 正 誤 4 誤 正 誤 誤 5 正 正 正 誤

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。