今回私は、三つの辞書を使い、いくつかの擬態語と擬音語について調べた。まず、はじめに、擬態語とは視覚・触覚など聴覚以外の感覚印象を言葉で表現した語で、擬音語とは実際の音をまねて言葉とした語のことである。
今回使用した辞書は以下の三冊である。
学研 国語大辞典 第二版 金田一春彦・池田弥三郎 編
三省堂 大辞林 第二版 松村明 編
岩波出版 広辞苑 第四版 新村出 編
「ひらひら」とは?軽いもの、薄いものが何回もひるがえりながら動く様子を表す語。?炎がひらめく様子をあらわす語。このように国語大辞典・大辞林には載っていたが、広辞苑ではこれらに加え、?蛇などが舌を出すさま、?軽く身をひるがえすさま、という意味もあげられていた。
「びらびら」とは「ひらひら」よりもやや重いものにいう言葉だと国語大辞典には載っていた。広辞苑では、物が垂れ下がっているさま。派手な飾りのつくさまを表す語と載っていた。しかし、大辞林ではこれらに付け加えて、「ひらひら」より下品な感じにいう。
日本語学概論
国語辞典の比較
今回私は、三つの辞書を使い、いくつかの擬態語と擬音語について調べた。まず、はじめに、擬態語とは視覚・触覚など聴覚以外の感覚印象を言葉で表現した語で、擬音語とは実際の音をまねて言葉とした語のことである。
今回使用した辞書は以下の三冊である。
学研 国語大辞典 第二版 金田一春彦・池田弥三郎 編
三省堂 大辞林 第二版 松村明 編
岩波出版 広辞苑 第四版 新村出 編
「ひらひら」とは①軽いもの、薄いものが何回もひるがえりながら動く様子を表す語。②炎がひらめく様子をあらわす語。このように国語大辞典・大辞林には載っていたが、広辞苑ではこれらに加え、③蛇などが舌を出すさま...