保育内容総論(何故、子どもの活動を総合的活動として5領域から捉えるのか、その意義と問題について)

閲覧数7,458
ダウンロード数24
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    何故、子どもの活動を総合的活動として5領域から捉えるのか、その意義と問題について述べよ。
     私達が保育における「活動」という言葉を聞いた場合、クラス全体でリズム遊びなどをしている様子など、大小含め集団で何らかの行動をしている状況をイメージするのではないだろうか。一般的に言われている活動は、「主体が生き生きと~

    幼児の活動とは何か。幼稚園教育要領及び保育所保育指針を含め考えていくこととする。
     幼稚園教育要領では、「幼児の自発的な活動としての遊びは、心身の調和のとれた発達の基礎を培う重要な学習であることを考慮して、遊びを通しての指導を中心として保育のねらいが総合的に達成~
     保育所保育指針では、「子どもが自発的、意欲的に関われるような環境の~
    総合的に保育を行うこと。」と記述されている。
     つまり、この両者は、活動と遊びを同意義として捉えてい

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     何故、子どもの活動を総合的活動として5領域から捉えるのか、その意義と問題について述べよ。
     私達が保育における「活動」という言葉を聞いた場合、クラス全体でリズム遊びなどをしている様子など、大小含め集団で何らかの行動をしている状況をイメージするのではないだろうか。一般的に言われている活動は、「主体が生き生きと取り組む行為全般」である。また、小学校では、子ども達の主体性が比較的多く見られる部分に活動という名称がつけられている。では、幼児の活動とは何か。幼稚園教育要領及び保育所保育指針を含め考えていくこととする。
     幼稚園教育要領では、「幼児の自発的な活動としての遊びは、心身の調和のとれた発達の基礎を培う重要な学習であることを考慮して、遊びを通しての指導を中心として保育のねらいが総合的に達成されるようにすること。」である。
     保育所保育指針では、「子どもが自発的、意欲的に関われるような環境の構成と、そこにおける子どもの主体的な活動を大切にし、幼児期にふさわしい体験が得られるように遊びを通して総合的に保育を行うこと。」と記述されている。
     つまり、この両者は、活動と遊びを同意義として捉えてい...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。