人間論【同和問題論】(4000字用)レポート

閲覧数3,819
ダウンロード数27
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    タグ

    日本経済社会文化政治差別問題国家課題

    代表キーワード

    同和問題論

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (設題)
     人権論から何を学び、何を自己の課題とするか。
    (解答)
    同和とは、人々が和合すること。特に部落開放に関して差別視をなくすことをいう。しかし、これに対する問題が過去幾多から存在している。そのことについて、歴史の過程を述べる。
    古代の日本は、縄文文化という独自の社会形成であった。当時の社会は、必然的に人間同士の共同体的結合が存在した。ところが、大陸・朝鮮からの先進的稲作農耕文化と、金属器の到来により、日本の社会は、農耕中心の生産経済を基礎とする社会へと大きく転回した。水稲耕作の推進と鉄器の使用は、共同体を血縁的なものから、地縁的なものへと導くと同時に、各民族間で営まれていた分業に画期をもたらし、富の集中が行われた。これが、階級社会の始まりである。
    やがて、社会の中に支配、被支配の関係が生じ始め、統一国家が誕生してきた。3世紀中頃の邪馬台国においては、王-大人-下戸-奴婢という身分制度があり、その後、国家の発展に伴い、ますます激しくなっていった。
    645年の大化の改新は、部民の「公民」化を目標としたものであった。しかし、その具体的内容は、新たな支配体制を貫徹するために、身分制度を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。