IPv6の必要性とリスク

閲覧数1,812
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    (1)IPv6がユビキタスネットワーク実現に不可欠な理由
    ?ユビキタスネットワークとはなにか
     ユビキタス(ubiquitous)の語源はラテン語で、いたるところに存在する(遍在)という意味である。本レポートにおける「ユビキタス」はインターネットなどの情報ネットワークに、いつでも、どこからでもアクセスできる環境を指し、ユビキタスが普及すると、場所にとらわれない働き方や娯楽が実現出来るようになる。
     「ユビキタスネットワーク」とはこのような環境において、あらゆるコンピューターがネットワークに接続された状態で、誰もが、いつでも、どこでも情報にアクセスできる状態である。このユビキタス環境で重要なのは、ユーザーが任意のタイミングでネットワークに接続可能だということである。
     現在、私たちは家庭や職場におけるインターネット接続、携帯電話に代表されるモバイル、公衆無線LANサービスに代表されるワイヤレスネットワークなどに囲まれており、キャンパスにおいても、ノートパソコンで無線LANに接続することが可能である。大学の学生は無線LANを内蔵しているノートパソコンを所持していれば、大学の構内においていつでもネットワークに接続することができるが、ユビキタスネットワークが実現すると、学内において、ノートPCやPDAといった端末を携帯する必要性もなくなる。
     「ユビキタスネットワーク」が実現すると究極的には、自分が移動するのにつれて接続端末をシームレスに切り替えることが可能になる。
    ?IPv6とユビキタスネットワーク
     現在は、「IPv4」(インターネットプロトコル バージョン4)が使われているが、IPv4は、アドレス数が約43億個しかない。これでは、世界の人口よりも少ないことになり、ひとり1個もいきわたらない。世界中にインターネットが普及するにつれ、近い将来IPアドレスが足りなくなるといわれている。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    情報技術と社会 レポート
    (1)IPv6がユビキタスネットワーク実現に不可欠な理由
    ①ユビキタスネットワークとはなにか
    ユビキタス(ubiquitous)の語源はラテン語で、いたるところに存在する(遍在)という意味である。本レポートにおける「ユビキタス」はインターネットなどの情報ネットワークに、いつでも、どこからでもアクセスできる環境を指し、ユビキタスが普及すると、場所にとらわれない働き方や娯楽が実現出来るようになる。
    「ユビキタスネットワーク」とはこのような環境において、あらゆるコンピューターがネットワークに接続された状態で、誰もが、いつでも、どこでも情報にアクセスできる状態である。このユビキタス環境で重要なのは、ユーザーが任意のタイミングでネットワークに接続可能だということである。
     現在、私たちは家庭や職場におけるインターネット接続、携帯電話に代表されるモバイル、公衆無線LANサービスに代表されるワイヤレスネットワークなどに囲まれており、キャンパスにおいても、ノートパソコンで無線LANに接続することが可能である。大学の学生は無線LANを内蔵しているノートパソコンを所持していれば、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。