英文学史 最終科目試験 設問と解答 全6問 合格済

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    資料紹介

    P6301 英文学史

    ヴィクトリア時代の詩について述べよ。

    ヴィクトリア時代の詩は、ロマンティシズムが衰退したこともあり、全体的には詩的創造に関しては不毛の時代であった。そんな中でも、アルフレッド・テニスンと、ロバート・ブラウニングは詩人としての名声を得ることが出来た。

    【テニスン】

     テニスンの最初の詩集には「抒情詩集」があるが、全体的には古風な詩語と技法が目立つ。出世作はその次の「詩集」であり、ヴィクトリア朝的・・・

    【ブラウニング】

     ブラウニングはテニスンとは対照的な詩人であり・・・

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    P6301 英文学史
    ヴィクトリア時代の詩について述べよ。
    ヴィクトリア時代の詩は、ロマンティシズムが衰退したこともあり、全体的には詩的創造に関しては不毛の時代であった。そんな中でも、アルフレッド・テニスンと、ロバート・ブラウニングは詩人としての名声を得ることが出来た。
    【テニスン】
     テニスンの最初の詩集には「抒情詩集」があるが、全体的には古風な詩語と技法が目立つ。出世作はその次の「詩集」であり、ヴィクトリア朝的詩編を含んでいる。さらに10年後「詩集」を改作し、新しい名編を加えた。この作品によって彼は一躍有名となった。「イン・メモリアル」では生と死に関する魂の旅路の記録を描いた。絶望から始まり懐疑を経て信仰の回復に至る経過が描かれ、そこにはヴィクトリア朝の人々を悩ませた問題が反映されている。これはヴィクトリア朝時代の最高の詩とされている。
     テニスンははじめ、ロマン主義の時代の詩人達の影響を大いに受けていたが、最終的には時代の風潮に適合した詩を歌う詩人となった。短い抒情詩に最も力を発揮し、道徳性のある詩を得意とした。
    【ブラウニング】
     ブラウニングはテニスンとは対照的な詩人であり、...

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