初等学校における教師の実践的指導力のあり方について
―育てられる教師―
【1】現状(実態)と問題点
日頃授業の中で小学校に関する映像や、テレビのドキュメンタリー、ニュースなどでさまざまな荒れた学級を見る。じっとしていられず教室を歩き回る1年生や、話を聞かない子どもたち、さらに、子ども間の学力格差やいじめ、不登校など今の小学校には多くの問題がある。しかし、そのときの原因となるのは、そのような行動をする子どもではなく、そのような行動を招く原因となっている、または、そのような子どもの行動を理解できていない教師や親などの大人である。ここではそんな教師の問題点を取り上げていきたいのだが、そのとき重要になるのが教師の子どもに対する「実践的指導力」である。
上記のようなさまざまな問題の中で、教師の実践的指導力の不足が原因で引き起こされており、今僕が最も注目していることは学校と塾の役割の問題である。自分もそうであったが、今ではかなり多くの子どもが小学生の頃から塾に通い、中学受験をする。その結果、中学受験に必要のない学校での勉強は疎か
初等学校における教師の実践的指導力のあり方について
―育てられる教師―
学籍番号 A06-1623
A類保健体育科 1年 田嶋 亮
【1】現状(実態)と問題点
日頃授業の中で小学校に関する映像や、テレビのドキュメンタリー、ニュースなどでさまざまな荒れた学級を見る。じっとしていられず教室を歩き回る1年生や、話を聞かない子どもたち、さらに、子ども間の学力格差やいじめ、不登校など今の小学校には多くの問題がある。しかし、そのときの原因となるのは、そのような行動をする子どもではなく、そのような行動を招く原因となっている、または、そのような子どもの行動を理解できていない教師や親などの大人である。ここではそんな教師の問題点を取り上げていきたいのだが、そのとき重要になるのが教師の子どもに対する「実践的指導力」である。
上記のようなさまざまな問題の中で、教師の実践的指導力の不足が原因で引き起こされており、今僕が最も注目していることは学校と塾の役割の問題である。自分もそうであったが、今ではかなり多くの子どもが小学生の頃から塾に通い、中学受験をする。その結果、中学受験に必要のない学校での勉強は疎か...