犯罪学:犯罪予防の方法論

閲覧数2,138
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    状況的予防の手段として、まずCCTV(監視カメラ)が挙げられる。CCTVは私的統制、機器による監視という点に特徴がある。CCTVの機能としては、犯罪予防機能、犯人検挙機能、犯罪不安感減少機能の3 つが挙げられる。
    CCTVを実践した例としては新宿歌舞伎町があるが、設置2 年後には犯罪が設置前よりも増加したという統計がある。これは、CCTVをつけていないところ(死角となるところ)へ犯罪が移動したためである(犯罪の転移)。この結果からも分かるように、犯罪予防機能を主たる目的としてCCTVを設置するのは期待しすぎであると考える。
    CCTVの公共空間における普及として、例えばイギリスでは420 万台のCCTVが設置されている。また。設置について政府が設置資金助成を行っている。日本では全国に2500台の設置であるが、長崎事件を契機に急増している。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    犯罪学 中間レポート 10
    選択問題番号 39.状況的予防の手段について、具体例を複数挙げて説明せよ。
    状況的予防の手段として、まずCCTV(監視カメラ)が挙げられる。CCTVは私的
    統制、機器による監視という点に特徴がある。CCTVの機能としては、犯罪予防機能、
    犯人検挙機能、犯罪不安感減少機能の 3 つが挙げられる。
    CCTVを実践した例としては新宿歌舞伎町があるが、設置 2 年後には犯罪が設置前よ
    りも増加したという統計がある。これは、CCTVをつけていないところ(死角となると
    ころ)へ犯罪が移動したためである(犯罪の転移)。この結果からも分かるように、犯罪予
    防機能を主たる目的と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。