在宅看護論実習Ⅰ〈保健センター〉
地域保健法とは 保健所の活動 市町村(市町村保健センター)の活動 保健師の活動 H5年7月、公衆衛生審議会から厚生大臣に意見具申がなされたことをうけ、厚生省では地域保健対策強化のための関係法律の整備に関する法律案を国会に提出し、H6年6月に法案成立。基本的な考え方は、急激な人口の高齢化と出生率の低下、疾病構造の変化、地域住民のニーズの多様化などに対応し、サービスの受け手である生活者の立場を重視した地域保健の新たな体系を構築するもの。
厚生労働大臣は「地域保健対策の推進に関する基本的な指針」を策定することと規定。H6年12月には基本指針が定められ、これに基づいて新しい地域保健対策の推進が図られている。H12年3月に、以下の基本指針が一部改正された ①地域保健における健康機器管理体制の確保 ②介護保険制度の円滑な運用のために、地域保健対策として取り組みを強化 ③ノーマライゼーションの強化 ④21世紀における国民健康づくり運動 ⑤保健所と市町村保健センターの整備 ⑥地域保健対策にかかわる人材の確保と資質の向上
また、H15年5月に以下の基...