尿失禁からの症状
皮膚の発赤・びらん・褥瘡
尿失禁によって下着や衣服が汚染された状態が続くと,皮膚は湿潤し,排泄物による化学的刺激が生じ,そのうえ、頻回の洗浄や拭き取りなどの物理的刺激も加わり、生じやすくなる。
脱水によって皮膚が乾燥し、脆弱化すると、感染や褥瘡を発生しやすくする。
特に、皮下脂肪組織の量が少ない高齢者、あるいは低栄養状態、貧血、意識障害を伴う高齢者は、褥瘡の発症に対する注意が必要である。
高血糖状態
高血糖状態は,好中球やマクロファージの食菌作用や異物の認識作用を阻害し,免疫が低下し、感染症に罹患しやすくなります。
尿路感染症
女性に多い感染症。
社会活動の低下
尿の臭いや尿...