内視鏡的食道粘膜切除術(EMR)
目的
食道表在癌の早期癌に対して、内視鏡的に粘膜切除をおこなっている。これを根治術として施行するためにはリンパ節転移がないことが適応基準となる。
適応基準
深い陥没を認めない
表面に大顆粒や結節を認めない
周囲粘膜の肥厚がない
硬化像がない
前処置
当日は朝昼絶食とし、あらかじめ補液を行っておく
処置後数日絶食となるので、説明を行ない,禁食の手続きを行う
通常の内視鏡検査に準じ、医師の指示で前投薬(硫酸アトロピン0.5mg、アタラックスP25 or 50mgが主流)を施行する
車椅子で扶送するが、検査後の安静状態を考慮するとストレッチャーのほ...