行動療法
目的
行動を制限し刺激統制することで、不安を感じない環境を提供する。徐々に行動領域を拡大しながら、患者は少しずつ不安や恐怖に耐えていく自信をつける。こうして、不適応行動や症状を消去するかあるいは適応行動を新しく学習していく。
適応
強迫神経症
パニック障害
摂食障害 等の患者
方法
医師あるいは臨床心理士は、入院1~2週間に、行動分析と症状評価を行う。その間看護婦(士)は、病棟での日常生活において、療養環境を整えたり、ADL場面での援助を行いながら観察し、主観的・客観的の両側面から情報を得ていく。
医師あるいは臨床心理士は患者に治療方針や治療目的を伝えた上で治療契約を結...