経皮経肝胆嚢造影ドレナ-ジ

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    経皮経肝胆嚢造影ドレナ-ジ
    (PTCD:Percutaneous Transhepatic Cholangiography Drainage)
     
    目的
    1.胆管を直接穿刺して造影剤を注入することにより腫瘍や結石などによる胆道閉鎖の部位、性質を調べる
    2.胆道系の細菌感染、管内腫瘍の状態を調べる
    3.PTCDにより減圧減黄を図る
     
    適応
    1.黄疸の鑑別診断
    2.ドレナ-ジされた胆汁の起炎菌検索、細胞診
    3.PTCDチューブを利用して胆汁内圧検査
    4.ERCP、腹部血管造影、経皮経管門脈造影の組み合わせ造影で切除可否・範囲の判定、術式の選択
    5.PTCDの適応として経皮胆道鏡、経皮胆道造影
    6.閉塞性黄疸の軽減
    7.胆道感染症の胆道減圧(急性閉塞性可能性胆道胆管炎)
    8.PTCDの適応による胆道内遺残結石の溶解や排除
    9.切除不能胆道癌の延命
     
    禁忌
    ヨード過敏症、著しい出血傾向、高度の腹水、強い咳嗽
     
    必要物品
    PTCDワゴン:PTCDセット(造影針)21G~23G各種、
            ガイドワイヤー(ラジフォーカス0.018・0.035)、
            PTCDチューブ(...

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