分娩第1期の産婦ケア

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    分娩第1期の産婦ケア
    入院直後の産婦ケア
    妊娠経過に異常があったか否かを把握し、分娩進行が正常に経過するか、あるいは逸脱する可能性を含む¥情報があるか把握する。
     入院後には母子手帳を受け取り、産婦の陣痛周期や子宮収縮時間の強さを測定し、陣痛の強さや程度、努責感を問診する。産婦の表情から分娩が切迫している判断されれば分娩室の準備を行う。初期であれば子宮収縮、胎児心音の測定、全身観察などの看護を行う。
    産婦へのオリエンテーション
    健康診査が終了後、陣痛室への案内時に担当医と担当助産師、看護師の紹介、病棟の構造、入院室内、ナースコールについての説明を行う。
    家族への説明とケア
    医師または助産師から産婦に分娩進行の状況と経過を説明する時に、付き添ってきた家族も一緒に聞けるよう配慮する。
     家族にも病棟のオリエンテーションを産婦とともに十分に行い、産婦が出産に集中するために、付き添う家族の人数が多くなりすぎないようにする。さらに、家族 が産婦に付き添うことは産婦に安心感を与えること、新しく家族となる新生児を迎 えることの大切さを説明する。
    産婦の観察
    陣痛の観察
    子宮壁に手を当て、子宮の収縮の...

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