人間関係論 愛国心と世界市民意識

閲覧数1,859
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    日本社会心理集団文化差別人間障害偏見

    代表キーワード

    人間関係論

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     愛国心は、世界市民意識(コスモポリタニズム)の形成は両者とも両立は可能であると私は考える。
     まず、愛国心とは、「自分の国を愛し、国の名誉・存続などのために行動しようとする心。祖国愛。」である。
     そして、世界市民意識(コスモポリタニズム)とは、「全世界の人々を自分の同胞ととらえる思想。」である。
     人は所属する集団や組織から影響を常に何かしらの影響を受けている。人がそこに所属して帰属感を覚え、そこのすべての成員に同じように「うち」とか「われわれ」という意識をもっている集団や集合を「内集団」という。これに対して、「よそもの」とか「彼ら」意識を感じ、違和感や敵意をもってのぞむ集団や集合は「外集団」である。人はそれぞれの主観によって内集団と外集団の区別を行う。集団間に生じる競争や葛藤は、内集団・外集団意識の強さと密接に関連している。人は一般に、内集団には理屈ぬきの同情や連帯を、外集団には敵意や反発を示すことが多いからである。
     内集団と似た意味でよく用いられる用語に準拠集団がある。準拠集団とは、人が自分をその一員として心理的に関係づけたり、あるいは関係づけたいと望んでおり、その人の主要な...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。