捕鯨がもたらす食物連鎖の崩壊について
捕鯨がもたらす食物連鎖の崩壊について
海の中では、プランクトンが魚を食べ、それをさらに大きな魚などが食べるという「食物連鎖」が常に行われている。捕鯨を禁止する根拠に、鯨は頭数が減り絶滅の危機に瀕しているという主張がある。しかしその背景には「あんなかわいい高い知能を持った動物を殺すのはかわいそう」という欧米の情熱的な世論があったのは間違いない。一部の種類を除いては絶滅に瀕してはいない、というのが大半数の科学者の意見だが、衆寡敵せずで、商業捕鯨は中止、以降は細々と調査捕鯨というかたちで実施されるだけとなった。その結果、鯨肉は今や貴重品になってしまった。
反捕...