第1学年と第2学年とで実践を行う際の配慮事項について具体的に述べよ。
生活科では、地域の環境や児童の実態に応じた弾力的な指導、多様な活動や体験が一層展開できるようにするため、8項目の内容を2学年まとめて示している。これによって、どの内容をどの学年で扱うかなどを十分に考える必要がある。例えば、「学校と生活」の内容においては、まず第1学年の当初に扱うことは考えられるが、次にどうするかが問題になってくる。新1年生に学校のことを伝えるといった思いや願いをもって、もう一度学校の施設の様子や、先生など学校生活を支えている人々のことを見直すことは意義のあることである。したがって第1学年の2・3月に扱うこと...