私は二十才の時、中国の天津に短期留学した経験がある。そこで肌で感じたのは、貧富差の激しさであり、物価の安さであり、人口の多さであり、貧しさであり、ビールのあまりのぬるさである。しかしそれと同時に、食の豊かさもあり、人間の豊かさもあり、歴史と文化の深さもあり、生活のゆとりも非常に実感した。
我が国とはちがい自動販売機の1つも無いが、パソコンも渋滞の通勤ラッシュもストレスも無かった(もっとも自転車の数には驚いたが)。
正直な話をすれば、中国で福祉が豊かだとはとても思えなかったのを記憶している。この国には福祉より経済と政治の方が最優先だとしみじみと感じたのである。
そんな私であるが、実際に我が国に帰国する直前になると、もっとこの国に居たいと思ったものである。もっともそれは、私が日本円を持っていたからでもあるだろう。実際に中国人の方々には日本人というだけで、羨ましがられもしたもの事実である。
アジアに学ぶ視点について述べ、これからの我が国の国際協力のあり方について論じなさい。
私の今までのアジア感と学ぶ視点について
私は二十才の時、中国の天津に短期留学した経験がある。そこで肌で感じたのは、貧富差の激しさであり、物価の安さであり、人口の多さであり、貧しさであり、ビールのあまりのぬるさである。しかしそれと同時に、食の豊かさもあり、人間の豊かさもあり、歴史と文化の深さもあり、生活のゆとりも非常に実感した。
我が国とはちがい自動販売機の1つも無いが、パソコンも渋滞の通勤ラッシュもストレスも無かった(もっとも自転車の数には驚いたが)。
正直な話をすれば、中国で福祉が豊かだとはとても思えなかったのを記憶している。この国には福祉より経済と政治の方が最優先だとしみじみと感じたのである。
そんな私であるが、実際に我が国に帰国する直前になると、もっとこの国に居たいと思ったものである。もっともそれは、私が日本円を持っていたからでもあるだろう。実際に中国人の方々には日本人というだけで、羨ましがられもしたもの事実である。
私がこの教科書やいくつかの文献を読むにあたり学んだのは、我が国では...