精神医学 うつ病の特徴と治療について

閲覧数1,918
ダウンロード数25
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     一般的に言われるうつ病とは躁うつ病の症状の一つである。躁うつ病は統合失調症とともに2大精神病の1つである。うつ病相と躁病相に分類され、うつ病相と躁病相が繰り返される双極型とうつ病相のみからなる単極型が存在する。うつ病相、躁病相それぞれの症状を(1)「感情」(2)「思考」(3)「欲動」(4)「身体症状」に分類して比較する。
    うつ病相の場合(1)抑うつ気分、悲壮感、絶望感が続き、物事を悲観的に捉える、死にたくなることも珍しくない。抑うつ気分は朝のうちに強く、夕方から軽減する傾向がある。(2)思考抑制があり、集中力が低下したりする。マイナス思考であり、重度の場合妄想を抱くこともある。(3)意欲が低下し、動作も緩慢となる。身の回りのことすら面倒になる。逆に、不安・焦燥感の強いうつ病では、イライラ感があり、じっとしていられなくなる。(4)身体の様々な不調を生じる。不眠で、躁聴覚性は典型的である。
    躁病相の場合(1)気分は爽快感にあふれ、楽天的になる。自己評価は高くなり、尊大な態度をとる。周囲に対して攻撃的になる。(2)次々と考えが浮かんできて、多弁となるが、何を話しているのか分からなくこともあ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。