夫婦のパートナーシップについて

閲覧数2,589
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    男性と女性は対等に扱われるべき人間である。だが、女性と男性には違いがあるので、まったく同じ待遇をするというのが対等な扱いではない。時にサポートが必要なこともある。しかし男女の違いは一方が他方より優れていることを決定するものではない。男女が互いに尊重しあい、助け合いながらともに成長してゆくのが望ましいパートナーシップの姿である。
    この考えに従うと、男女ともに社会に出るべきだ、という意見になりがちで専業主婦の立場が悪くなる。しかし専業主婦の妻が外で働いている夫に引け目を感じることはないし、夫も妻を自分より劣ったものと感じてはいけない。そう感じてしまうのは、経済力のあるものが優れているという現代の風潮からであろう。実際には経済力の大きさと人間的な魅力には何の関係もない。私は家事労働も立派な仕事だと思う。仕事であるから辛いときには手伝うことが必要だし、休日を作るのも必要であろう。
     共働きの場合夫婦二人ともフルタイムで仕事をしていると残業などもあって、家庭で過ごす時間が減ってしまう。「だから女性はパートタイムで働けばいい」という考えは間違っている。夫婦が互いに仕事を減らして二人の時間を作るよう努めるのがよい。こうすることで収入は少し減るかもしれないが、一人で働くよりは多いだろうし、相手の気遣いを感じる。過労死するような状況で働くという環境を変えないで男女ともに社会進出をすれば家庭はおろそかになる。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    夫婦のパートナーシップ
      
     男性と女性は対等に扱われるべき人間である。だが、女性と男性には違いがあるので、まったく同じ待遇をするというのが対等な扱いではない。時にサポートが必要なこともある。しかし男女の違いは一方が他方より優れていることを決定するものではない。男女が互いに尊重しあい、助け合いながらともに成長してゆくのが望ましいパートナーシップの姿である。
    この考えに従うと、男女ともに社会に出るべきだ、という意見になりがちで専業主婦の立場が悪くなる。しかし専業主婦の妻が外で働いている夫に引け目を感じることはないし、夫も妻を自分より劣ったものと感じてはいけない。そう感じてしまうのは、経済力のあるものが優れているという現代の風潮からであろう。実際には経済力の大きさと人間的な魅力には何の関係もない。私は家事労働も立派な仕事だと思う。仕事であるから辛いときには手伝うことが必要だし、休日を作るのも必要であろう。
     共働きの場合夫婦二人ともフルタイムで仕事をしていると残業などもあって、家庭で過ごす時間が減ってしまう。「だから女性はパートタイムで働けばいい」という考えは間違っている。夫婦が互いに仕...

    コメント1件

    korosukenari 購入
    参考になりました
    2006/07/11 16:13 (18年4ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。