時候の挨拶の言葉、季節の挨拶の言葉、時候の言葉
春
4月
陽春の侯、桜花の候、春暖の候、惜春の候(せきしゅん)
桜の花のたよりが聞かれる頃になりました。
花の色が美しい季節になりました。
春もたけなわの頃となりました。
葉桜の季節となりました。
新入生のランドセルが春光に踊る季節となりました。
今年も燕(つばめ)が飛来する季節になりました。
5月
新緑の侯、薫風の候(くんぷう)、立夏の候、晩春の候、
鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいます。
新緑の香りがすがすがしい季節になりました。
五月の空が気持ちよく晴れわたっています。
風薫る季節となりました。
田んぼの蛙が鳴きはじめました。
緑芽が日増しにその色を増しています。
田を渡る風が気持ちの良い季節となりました。
6月
梅雨の侯、入梅の候、紫陽花の候、向暑の候、
梅雨に入り、うっとうしい毎日が続いています。
あじさいの色が美しく映えるころとなりました。
長雨に紫陽花の花も濡れています。
長かった梅雨もあけ、初夏の風が爽やかな季節となりました。
一日の長さがずいぶん長く感じられる頃になりました。
清流に鮎が踊る頃となりました。
夏
7月
盛夏の侯、猛暑の候、大暑の候、炎暑の候、夏祭の候
暑中お見舞い申し上げます。
降りしきる蝉の声に夏の盛りを感じる頃になりました。
天の川がひときわ美しい季節となりました。
七夕の笹がわずかな風に揺れています。
連日厳しい暑さが続いています。
海開きの便りが聞かれる頃になりました。
海山が恋しい季節になりました。
空の青さが真夏の到来を告げています。
入道雲が空に映え、まぶしい夏の到来を告げています。
暑さ厳しき折
8月
残暑の侯、秋暑の候、晩夏の候、立春の候、処暑の候
立秋とは名ばかりの厳しい暑さが続いています。
土用あけの暑さひとしおの侯
残暑お見舞い申し上げます
連日厳しい残暑が続いています。
秋まだ遠く、厳しい残暑が続いています。
立秋を過ぎ、暑さもようやく峠を越したようです。
吹く風に、ゆく夏の気配を感じる頃となりました。
9月
初秋の侯、野分の候、白露の候、秋分の候、秋桜の候、
コスモスが風に揺れ、朝夕はしのぎやすくなって参りました。
燈火親しむ頃となりました。
秋祭りの子供達が楽しそうに駆けてゆきます。
朝の空気に爽秋の気配が感じられる頃となりました。
燕(つばめ)が南の空に帰ってゆきます。
朝夕はめっきりしのぎやすくなりました。
秋涼の風が野山を吹き渡ってゆきます。
秋
10月
秋冷の侯、菊花の候、霜降の候、紅葉の候、仲秋の候、灯火親しむ候、
菊の花が香る季節となりました。
さわやかな秋晴れの日が続いております。
今年も田畑の実りがおいしい季節になりました。
スポーツの秋、味覚の秋となりました。
芸術の秋となりました。
天高く馬肥ゆる季節となりました。
いよいよ秋も深まって参りました。
11月
晩秋の侯、向寒の候、立冬の候、落葉の候、深秋の候
朝晩はめっきり寒くなって参りました。
吐く息の白さに、秋の終わりを感じる頃となりました。
街路樹もすっかり葉を落とし、ゆく秋の気配に寂しさを感じる季節となりました。
鋪道の落ち葉が冷たい雨に濡れています。
庭の紅葉も終わりを告げ、すぐ近くに冬の気配を感じる頃となりました。
向寒のみぎり
12月
初冬の侯、師走の候、歳末の候、冬至の候、大雪の候、
今年もおしつまって参りました。
師走に入り、あわただしい毎日が続いております。
師走に入り何かと多忙な日々が続いております。
年の瀬の、寒さの身にしみる季節となりました。
年の瀬の、寒気いよいよ厳しい季節となりました。
一年で最もあわただしい季節になりました。
師走に入り寒さも本格的になりました。
今年の師走は一段と冷え込むようです。
冬
1月
厳寒の侯、初春の候、大寒の候、新春の候、小寒の候、
お正月気分も抜けてますます寒さが厳しくなってきました。
松もとれましたが、あいかわらず寒い日が続いています。
松もとれ、厳しい寒さが続いています。
松の内も過ぎ、寒気ことのほか厳しく感じられます。
年が明け、まだ来ぬ春が待ち遠しく感じられます。
新年早々ではございますが、
寒中お見舞い申し上げます。
2月
余寒の侯、立春の候、春寒の候、節分の候、春浅の候
立春とは名ばかりでまだまだ寒い日が続いております
節分を過ぎましたのに、あいかわらず寒い日が続いています。
春とは名ばかりの厳しい寒さが続いています。
梅のつぼみも膨らみ、日中はいくらか寒さもゆるんで参りました。
余寒厳しい毎日が続いています
立春を過ぎ、本格的な春の訪れが待たれる頃となりました。
雪深い当地では、立春とは言え真冬の寒さが続いています。
3月
早春の侯、春暖の候、浅春の候、春寒ゆるむ候、
桃の節句を過ぎ、ようやく春めいて参りました。
寒さの中に春の気配を感じる頃となりました。
旅立ちの春を迎え、日増しにあたたかさを感じています。
ひな祭りを終え、縁側の陽射しにも暖かさを感じる頃となりました。
桃の節句を過ぎ、今年の春は例年になく穏やかです。
啓蟄を過ぎ、小川の水もぬるんで参りました。
春分を過ぎ、桜の開花が待たれる頃となりました。