1.日程計画について述べ、ガントチャートの例を示して、その作成方法について説明せよ。...........設計図および仕様書に基づき、作業の順序や方法、使用機械と工具、所用人員、作業時間、
資材などを最適に計画した手順計画を元に工程表を作成し、これに基づいて工程別の負荷を
配慮しながら、予定の製品をいつまでにどれだけ完成させるかの計画。製品別、工程別、作
業別などの目的別に日程表として作成される。
2.生産計画の役割と内容について述べよ。
3.MRPについて必要性と効果について論じ、そのシステムの概要を例示して説明せよ。
4.カンバン方式について説明し、その効果について論ぜよ。
5.FA化の意味とCIMの役割について論ぜよ。
FA 化とは、受注、設計、製造、検査、出荷までの一連の生産過程の管理を一元化し、メカト
ロニクス技術とコンピュータ技術を駆使した生産の自動化システムであり、機械工業を中心と
する分野において工場全体の自動化を指す。素材から完成に至るまでの物の流れと、それに必
要な生産情報の流れの一体化を図り、工場全体を一貫した高度な自動化システムで構成する製
造システムである。この高度な自動化システムの構築には、工場内の各工程に導入されている
工作機械とその機械を制御するコンピュータをネットワークで接続し、情報の流れと物の流れ
を一体化したCIM(コンピュータ統合生産システム)が必要である。CIM では、OA とFA の情
報システムを統合し、経営計画、受注・販売計画から製品出荷に至るまで、全社の物の流れと
情報を一体化して管理することが目標とされ、この構築には、ネットワークと処理業務を階層
別に分けたレベルの概念が必要である。以上のことより、FA 化にはシステム間相互接続技術
やLAN 技術を応用したCIM の構築が不可欠であると言える。......
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1.日程計画について述べ、ガントチャートの例を示して、その作成方法について説明せよ。
●日程計画
設計図および仕様書に基づき、作業の順序や方法、使用機械と工具、所用人員、作業時間、
資材などを最適に計画した手順計画を元に工程表を作成し、これに基づいて工程別の負荷を
配慮しながら、予定の製品をいつまでにどれだけ完成させるかの計画。製品別、工程別、作
業別などの目的別に日程表として作成される。日程計画の算定基準となるのは規準日程であ
り、製品や作業ごとの標準的な必要日数から、着手から完了までの全日程を算出する。一般
的に や、ガントチャートを用いる。 PERT/Time
●ガントチャートの例
右の表は、製品番号n~nの種類の製品を、m~mの台の行程で加工する場合の341314
各工程の加工日数である。加工はm 、m 、m 、m の順で、各 1 2 3 4
加工機とも 度に 製品しか加工できず、この行程に投入する 1 1
製品の順番は、n 、n 、n とする。 月 日(月)から作業を 11 1 1 2 3
開始し、土日のみ休日、祝日は作業するものとする...