「経営戦略論」
・企業「ボストンコンサルタントグループ」(以後BCG)
・ライバル「マッキンゼーアンドカンパニー」(以後M&C)
市場におけるポジショニング
この2社は経営コンサルティングファームでも特に「戦略系コンサル」といわれ、経営戦略や組織戦略を主とした戦略分野に特化している企業である。
両者ともグローバルに展開し、世界中の先進事例を活用、大企業から中堅企業まで幅広いクライアントを持つ。戦略系のコンサルのシェアを比較してみたとき、BCGは世界の8%を占めるが、M&Cはおよそ3倍の23%を占めている。この数字にはBCGの企業理念が大きく現れている。詳しいことは後で述べるが、簡単に言うと「量...