会社法Ⅰ 監査役-妥当性監査

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会社法Ⅰ
監査役―妥当性監査
問題)A社は取締役会決議により、明らかに過大な設備投資(新規出店)を行い、その
後借入金を弁済できず、倒産した(会社更生法適用申請)。A社の監査役Bらは、
会計監査は行ったが、業務の内容に関する監査のうち妥当性監査は行わなかった。
Bらは倒産に関して監視義務違反を問われるか。
1.総説
2.会社規模による監査役の権限
(1)大中小会社の監査役の権限
(2)妥当性監査についての学説
(3)考察
3.監査役の責任
1.監査役は株主総会に代わり、常設機関として取締役の監視機関として機能する。米国
で企業会計に関し、信頼が揺らいでいる現在、その役割は重要である。監査役の権限は、
商法上非常に強力なものであるが、権限内容は会社規模により異なり、また、小規模同族
会社ではその機能を果たし得ない。他方で、大規模会社においても、取締役の横滑り的地
位にあり、実際上は、監査の役割・機能を果たしているとはいいがたい面もある。実効性
確保のために、アメリカ型コーポレート・ガバナンスの導入検討がなされている。しかし、
これにも欠陥がないとは言えない。
本問のよ...

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