第百五十一回国会における小泉内閣総理大臣所信表明演説

閲覧数1,563
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    日本経済社会政治問題行政政策外交改革朝鮮

    代表キーワード

    行政経済

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    平成十七年に内閣総理大臣に任命され、平成十八年までの四年と九ヶ月の間に小泉内閣総理大臣が取り組もうとしたことは何か。それは「改革なくして成長なし」の言葉のとおりであると言えよう。小泉総理は九十年代以降の長期にわたる日本経済の低迷から、失われた政治に対する信頼や、充満する社会の閉塞感を、経済、財政、行政、社会、政治の分野における構造改革を進めることにより、「新世紀維新」とも言うべき改革を断行することで経済を立て直し、自信と誇りに満ちた日本社会を築くことを最重要課題として置いている。
     具体的に挙げると、「小泉構造改革五つの目標」として次の目標を掲げている。第一は「努力が報われ、再挑戦できる社会」、第二は「民間と地方の知恵が、活力と豊かさを生み出す社会」、第三は「人をいたわり、安全で安心に暮らせる社会」、第四は「美しい環境に囲まれ、快適に過ごせる社会」、第五は「子どもたちの夢と希望を育む社会」です。
    また国の事業について、その合理性、必要性を徹底的に検証し、「民間にできることは民間に委ね、地方にできることは地方に委ねる」との原則に基づき、行政の構造改革を実現させることを目指している。公共投...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。