「本質主義と経験主義(デューイ)の教育思想の特徴」
「本質」主義とは、学校教育の機能を本質的な文化遺産の伝達の場とみなし、教師はこれまでの文化遺産を子ども達に伝え、若い世代に引き継いでいくというものである。
本質主義の教育原理として、以下の3点を挙げることができる。
学習は時には辛く、苦しい作業を伴う
勉強の中心は教科書である
学校は、精神訓練を行う場所である
そのような本質主義の特色として、教師から生徒への一方的な教育が挙げられる。生徒は、教師が教えたものを一生懸命理解し、覚えなければならない。そして、本質主義の「本質」は、時代によって変わっていってしまう。そのため、その時代に会った「本質」...