日本史概論

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    日本史概論

    設問1
    鎌倉幕府と執権政治について。

    ・はじめに
    公家政権と密接な関係を構築した平氏は、栄華を誇った。その結果、専制的な政治を行うことになる。これに対する反発がきっかけとなって鎌倉幕府は成立した。鎌倉幕府の政治支配は、大きく3つに分類することが出来る。頼朝が中心となって確立された将軍中心の専制政治、北条泰時により確立された執権政治、同じく北条氏による得宗専制政治である。将軍中心の専制政治については、その独裁的な特徴から御家人同士の権力闘争が相次ぎ、長くは続かなかった。その後成立したのが、執権政治である。執権という地位を中心に有力御家人が集まって、会議を行い、政治を行う形態である。鎌倉幕府は、この北条氏による執権政治が中心であったと考えられる。その後、執権政治は、得宗専制政治と呼ばれる、寄合を中心とした政治へと姿を変えていく。ここで、執権政治体制の確立と得宗専制政治までの変容という観点から、鎌倉幕府について言及していく。

    ①執権政治体制の確立
    執権政治とは、北条氏が執権の地位を活用し、幕府の実権を掌握した政治のことを指す。将軍による独裁政治と違って、集団で話し合いを行う...

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