日大通信 哲学 課題1 2019年~2022年 合格リポート

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    資料紹介

    こちらは、2019年度~2022年度(過年度)に合格したリポート課題です。
    現在のリポート課題やメディア授業の課題、あるいは科目修得試験に向けて利用できる可能性がありますので、参考にしていただければ幸いです。
    なお、丸写しはお控えください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    哲学(科目コードB10700)課題1

    「プラトンのイデア論」と「アリストテレスの存在論」の相違について具体的に論じてください。

    〈ポイント〉
     教材,第1章,第2章の該当部分をまとめること。
    〈キーワード〉
     自己同一性,想起説,存在者と存在そのもの,カテーゴリアイ


    はじめに、プラトンが説いたイデア論について説明する。
    プラトンは、この世のあらゆる事物は「イデア」を原型としていると考えた。イデアとは永遠不滅の本質であり、例えば花の美しさは、その色や形によってではなく美のイデアによるものだとした。つまり、事物の本質はこの世ではなくイデア界に存在していると考えたのである。そのイデアは、視覚や聴覚などの感覚を手がかりにして、理性だけが捉えられる。そうして捉えた本質こそが、真の実在、すなわちイデアであると説いた。
    この考え方の特異な点は、超自然的な原理であるイデアを設定し、その配下に作られた存在を置いたところにある。プラトンは、世界は理性で捉えるイデア界と、感覚で捉える現象界に分けられるという二元論的世界観を持ち、イデア界こそが真の世界で、現象界はその影に過ぎないとした。この世の中に永...

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