図書館概論 第2回課題レポート【評価A】 最終成績は「優」でした。先生のコメントも載せています。 このまま提出はせず、参考資料として使ってください。
図書館概論 第2回課題
1.図書館法に基づき、①図書館の種別、②専門職員制度、③図書館協議会について説明せよ。
①日本における公共図書館とは、図書館法第2条により地方公共団体が設置・運営する「公立図書館」と日本赤十字社又は一般社団法人もしくは一般財団法人が設置・運営する「私立図書館」を対象としており、総称して「公共図書館」と呼ばれている。公立図書館は各地の地方公共団体の意思で設置されており、設置に義務はない。また、公立図書館で利用できるサービスの提供は原則無料であると規定され、私立図書館については、国や地方公共団体からの補償金や干渉を受けないと規定され、自由な活動として入館料や有償でのサービス提供が認められている。
②図書館における専門職員制度について、図書館法は第4条で図書館の専門的職員を司書と司書補と呼び、第5条から第6条でその資格取得の要件と養成教育について規定した。しかし、第13条では公共図書館で司書の配置を義務化しておらず、第7条第2項で資質と能力を養う研修を実施して、専門職を配置する努力目標を規定している。
③税金で運営される公共図書館には、地域住民の声を反映させる...