【A評価】社会・集団・家族心理学②(東京福祉大学)「集団間葛藤について述べよ。」

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    資料紹介

    東京福祉大学心理学部通信課程の「社会・集団・家族心理学」のレポートです。A判定を採点者よりいただいたものです。参考になれば幸いです。
    設題:「集団間葛藤について述べよ。」
    ※こちらは参考文献はありません。何卒よろしくお願いいたします。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「集団間葛藤について述べよ。」
     集団間葛藤とは、集団と集団とが争っている状態を指し、友人グループ同士の揉め事など比較的小規模なものから、外交問題、人種差別、紛争など国家規模のものまで、時代や場所を問わず生じている。本レポートでは、集団間葛藤が生じる理由及びその解消方法について、社会心理学の理論を基に検討する。
    1.内集団ひいき
     集団間葛藤を引き起こす要因について、社会心理学の視点から考える際は、「内集団ひいき」という現象に着目する。これは、自身が所属する集団(内集団)に対し特に協力的になったり、高く評価したりする一方、それ以外の集団(外集団)には非協力的であったり、低く評価したりする傾向を指す。内集団ひいきは、外集団への敵意や対立感情につながるため、集団間葛藤が生じる直接的な要因の一つであると言える。では、なぜ内集団ひいきが起こるのだろうか。以下では、内集団ひいきが生じる原理について、現実葛藤理論及び社会的アイデンティティ理論から述べる。
    2.現実葛藤理論からの説明
     現実葛藤理論では、集団間に現実的な利害の葛藤があることから内集団ひいきが生じると説明される。現実的な利害の葛藤とは...

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