【A評価】人体の構造と機能及び疾病(東京福祉大学)「認知症について述べよ。」

閲覧数791
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    東京福祉大学心理学部通信課程の「人体の構造と機能及び疾病」のレポートです。A判定を採点者よりいただいたものです。参考になれば幸いです。
    設題:「認知症について述べよ 。」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【設題1】
    認知症について述べよ。
     
     日本の65歳以上の総人口に占める割合は28.1%と世界で最も高く(内閣府,2018)、高齢者に起こりやすい病気である認知症に関する正しい理解と適切な対応が必要である。本レポートでは、認知症の定義、原因と症状、鑑別が必要な病態、治療について述べる。
     認知症とは意識障害のないことを前提として、一度正常に発達した認知機能が後天的な脳の障害によって持続性に低下し、日常生活に支障をきたすようになった状態である。認知症では様々な認知機能の障害が見られるが、その一つの記憶障害を理解するためには、認知症の記憶障害と加齢に伴う正常な認知機能低下、つまり高齢者の単なる物忘れとを区別する必要がある。まず、認知症の記憶障害の特徴として、個人的な体験に対する記憶(エピソード記憶)について、その体験の全体を忘れてしまう点が挙げられる。たとえば、朝食のおかずが思い出せないといった経験は単なる物忘れであるが、認知症の記憶障害では朝食をとってすぐに「朝食はまだか?」などと言い、朝食をとったと言う体験自体を忘れてしまう。このように単なる物忘れは体験の一部に限られているに対し、認...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。