「一つの美術作品を選び、その作品について記した異なる筆者による二つの文章を比較して、それぞれの記述や、各筆者の美術に対する捉え方などについて、共通点や相違点を挙げながら説明しなさい。」
1.はじめに
フェルメールの作品については様々な研究が進んでいる。作品についての研究や画家ヨハネス・フェルメール自身について書かれた本も数多く出版されている。その中で、作品について特に<絵画芸術>について詳細に解説されていると思われる次の2冊の本を選んだ。『謎解きフェルメール』小林頼子 朽木ゆり子著 とんぼの本 新潮社2003年と『フェルメールへの招待』朝日新聞出版2012年。
この2冊の共通点、相違点を挙げることで筆者の美術作品に対する捉え方について考察する。
造形学概論 2
課題2
一つの美術作品を選び、その作品について記した異なる筆者による二つの文章を比較して、それぞれの記述や、各筆者の美術に対する捉え方などについて、共通点や相違点を挙げながら説明しなさい。
1.はじめに
フェルメールの作品については様々な研究が進んでいる。作品についての研究や画家ヨハネス・フェルメール自身について書かれた本も数多く出版されている。その中で、作品について特に<絵画芸術>について詳細に解説されていると思われる次の 2 冊の本を選んだ。『謎解きフェルメール』小林頼子 朽木ゆり子著 とんぼの本 新潮社 2003 年と『フェルメールへの招待』朝日新聞出版 2012 年。
この 2 冊の共通点、相違点を挙げることで筆者の美術作品に対する捉え方について考察する。
2.構成と内容
『謎解きフェルメール』
[構成]
<絵画芸術>の解説と<絵画芸術>についてのコラム
[要約]
絵画の大きく大作であること、アトリエにいる画家がモデルを前に制作するという設定の絵は、わりあい多く描かれていた。この絵もその一つ。描かれている女性の特徴を捉え、これが女神である...