日本大学 通信「英語文学概説(科目コード N20400)」課題2 合格レポート(2019年度〜2022年度)の合格レポートとなります。
なかなか合格できない方々に参考にして頂ければと思います。
課題
教材の第2章を読んで,取り上げられている英詩のうち,少なくとも4つ以上を挙げ,それぞれが何を表現しようとしているか,論述しなさい。その際,詩の日本語訳も付けること。
(i)一つ目に、17世紀のイギリス人が書いた詩(p.49)を挙げる。
“Gather ye rosebuds while ye may
Old Time is still a-flying,
And this same flower that smiles- today
Tomorrow will be dying.”
訳「今のまに、ばらの蕾をおつみなさい。老人の「時」は休みなく飛び続け、今日美しく咲く花も、明日にはしぼんでいます」 この詩では、女性の人生を花に例えており、若いうちにパートナーを見つけるように忠告している。この詩の中の”flower”とは性の快楽を象徴しており、”Gather ye rosebuds while ye may”は、「恋をできる時に楽しむべきである」ということを暗に表現している。”
flower”が象徴しているものとその表現については、比較的分かりやすいものであり特別な背景を知らずとも理解できるものであって、若い女性であれば誰にでも当てはまるような表現となっていて英語圏だけでなくどの国でも共通で当てはまる。男女の恋愛における価値観が世界において普遍的なもの...