女性の生理問題についての現状とそれに対する社会福祉専門職の役割

閲覧数461
ダウンロード数1
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    レポート作成の参考になれば幸いです。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【論文】生理問題についての現状とそれに対する社会福祉専門職の役割

    【本文】
    2020年より、社会では生理貧困の問題が重要視されはじめた。生理貧困とは、経済的貧困により生理用品の購入が困難なことを指す。重要視されるきっかけとなったのは、大きく2つある。1つは、新型コロナウイルス感染症の拡大によって困窮問題に拍車がかかったこと、もう1つは、学生団体が学生の5人に1人が経済的理由から生理用品の購入に苦労しているという調査結果を発表したことである。
    以前からも、学生や非正規雇用の女性を中心として、生理用品の費用負担が重たいことや、生活必需品であるのに軽減税率の適用外、生理に対するタブー視など、生理に関する問題に対して疑問視されていたのだが、生理は一般的に「個人的なもの」「秘すべきもの」とされ、これまで問題が大きく表面化することがなく援助も少なかったのである。
    しかし、生理貧困問題に対しての社会の反響は大きく、2021年、国は自治体向けの地域女性活躍推進交付金の使途に生理用品の提供を加えた。また市町村が防災備蓄品の生理用品ナプキンを放出する例が相次ぎ、生理貧困に係る取り組みを行う団体が急速に拡...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。