【聖徳大学通信心理】心理学研究法 第1課題 評価A

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    資料紹介

    ①心理学の研究で実証が重要である理由
    ②相関関係と因果関係の違い

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    心理学は、人の精神の働きについて、事実を明らかにする科学である。人間は経験や知識をもとに予想や推測をすることができるが、人の精神の働きは研究者の直観で正確に捉えることは難しく、客観性に欠けてしまう。その研究や解明を事実として示すためには、数値や情報など、客観的なデータで示す科学的に説明することが求められる。このように客観的なデータにより、事実を明らかにしていくことを“実証”という。
    研究を進める中で、ある現象が起きた時にその現象の原因と結果を明らかにし、事実を解明していくことが重要である。その現象の中で原因と結果の関係があると言い切れる関係が見つかった場合を「因果関係がある」と言うことができる。この因果関係が現実に存在するかどうかを実証するために必要なものが相関関係である。相関関係とは、Xを原因と思われる変数、Yを結果と思われる変数とした時、XとYの間に規則的な関係がある時、また一方の値が変化すると他方の値も変化するという2つの値の関連性を示したものである。因果関係と違う点は、相関関係では2つの間に「原因と結果」という関係の有無は問われないことである。
    ある事象に因果関係の有無があるか...

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