【佛教大学】学校教育課程論 説題(1) 最終試験解答付き

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    資料紹介

    佛教大学通信教育課程《学校教育課程論》の課題合格リポートです。

    リポート作成の参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    学校教育課程論

    第一説題(3200字)
    中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、戦後からの変遷、基準、編成原理および今日的課題についてまとめてください。 

     今回は中学校の教育課程の変遷等に焦点を当てて論じることとする。
    最初の学習指導要領が制定されたのが1947年である。戦前の軍国主義から戦後の民主主義の定着を図ったこの時期の教育課程では経験主義の立場が採用され、教育家庭の社会生活への適応が重視された。この段階では試案という形をとられ、あくまで手引書であったが、一定の基準もあり、中学校の場合は必修科目10科目と選択科目4科目を課せられた。注目すべきは戦前の「修身・歴史・地理」から社会科への変更と自由研究の新設であり、ここで民主主義的な社会形成のための良識を身につけさせることと生徒の自主性を育むことが目指された。51年の学習指導要領改訂も経験主義的な方向性を重視する路線は変わらなかった。これらの経験主義的路線の背景にはアメリカの教育学者デューイの思想の影響があり、1947年の試案と51年の試案の改定案はそれに従って日々の生活に沿った教育が重要視された。しかしそういった状...

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