【佛教大学/最新2022年度】教育社会学 S5192 第1設題 A判定

閲覧数2,771
ダウンロード数28
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学 合格済みのレポートです。
    2022年度シラバス対応の最新版です。

    【第1設題】
    我が国のいじめの変遷を踏まえたうえで、いじめの実態と対策について論じてください。 

    【教授からのフィードバック】
    最近の子どもたちにみられるいじめの特質について、構造や背景などが詳細に記述できています。
    最近のいじめの特徴は「一定の人間関係を持つ仲間集団のなかに入り込み始めたこと」と指摘されています。 
    また、近年問題となっている「ネットいじめ」についても、その特質や実態について、しっかり言及できています。
    ネットいじめの怖さはどうやらリアルいじめの延長に位置づきはじめていることのようです。
    今後はそうした点も注意しながら学習を続けてください。
    設題にきちんと答えた秀逸なレポートです。

    本レポートを参考に自身の経験を織り交ぜてご利用いただけると幸いです。
    ※内容の丸写しは絶対にお控えください

    【参考文献】
    原清治・山内乾史(2019)「教育社会学」ミネルヴァ書房
    原清治(2021)「ネットいじめの現在 子どもたちの磁場で何が起きているのか」ミネルヴァ書房
    国立教育政策研究所「平成24年度教育研究公開シンポジウム『いじめについて、わかっていること、できること。』」株式会社 悠光堂(https://www.nier.go.jp/06_jigyou/symposium/e_sympo31/pdf/sympo_all.pdf 閲覧日:2022年8月25日)
    文部科学省「いじめの定義の変遷」(https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/06/26/1400030_003.pdf 閲覧日:2022年8月25日)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    我が国のいじめの変遷を踏まえたうえで、いじめの実態と対策について論じてください。

    1.いじめと定義の変遷
     ここでは文部科学省「いじめの定義の変遷」を参考に時代の経過におけるいじめと定義の移り変わりについて示していく。

    ○いじめ問題の黎明期(70年代後半-80年代半ば)
     70年代後半にいじめに焦点が当てられ始め、教育問題として発見された。1983-85年にかけて「いじめ」の語を用いたマスコミ報道が増加する。当時のいじめに対する認識は「いじめ」は従来の「非行」や「暴力」とは異質な、新たな問題という受け止め方がされた。

    ○昭和61年度からの定義
     「いじめ」とは、「①自分より弱い者に対して一方的に、②身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、③相手が深刻な苦痛を感じているものであって、学校としてその事実(関係児童生徒、いじめの内容等)を確認しているもの。なお、起こった場所は学校の内外を問わないもの」と定義された。

    ○平成6年度からの定義
     「いじめ」とは、「①自分より弱い者に対して一方的に、②身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、③相手が深刻な苦痛を感じているもの。なお、起こった場所は学...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。