バブル景気
バブル景気(バブルけいき、英: bubble
boom)は、好景気の通称で景気動向指数(CI)上は、1986年(昭和61年)12月から1991年(平成
3年)2月までの51か月間に、日本で起こった資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こ
った社会現象とされる。情勢自体はバブル経済と同一であり、バブル経済期(バブルけいざいき)
または、バブル期(バブルき)や単にバブル、平成景気(第一次平成景気)(へいせいけいき)、
昭和・平成バブル(しょうわ・へいせいバブル)とも呼ばれる。日本国政府の公式見解では数値上
、第11循環(内閣府の景気基準日付)という通称で指標を示している。
ただし、多くの人が好景気の雰囲気を感じ始めたのは1987年10月19日のブラックマンデーを過ぎた
翌1988年頃からであり、政府見解では、日経平均株価が38,957円の史上最高値を記録した1989年1
2月29日をはさみ、バブル崩壊後の1992年2月頃まで、この好景気の雰囲気は維持されていたと考え
られている。
また、21世紀に入ってアメリカ・中国で起きた住宅と金融を中心にした資産価格の高騰、景気拡大
期を米国バブル、中国バブルなどと呼称する。本項では、1980年代後半から1990年代前半の日本で
起きた事象について説明する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』