中央大学通信課程 2021年社会政策第3課題[C評価]

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資料紹介

日本の公的年金制度の現状と問題点について述べなさい。

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中央大学法学部通信教育課程

Word用レポート原稿用紙(ダウンロード用)
ホチキス

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………1.日本の公的年金制度の現状.

 日本の公的年金の中心は基礎年金と厚生年金であり、法律で定められた要件に合致した日本の住民が全員加入を義務付けられる。基礎年金の被保険者は第一号被保険者、被雇用者として厚生年金にも加入する第二号被保険者、第二号被保険者に扶養される配偶者が第三号被保険者として区別される。第一号被保険者は定額の保険料が課され、低所得者や学生などの免除制度も用意されている。また、2009年度以降は基礎年金の財源は保険料と国庫負担が半々となった。第二号被保険者は賃金に一定の割合(2017年9月の引上げ以降は18.3%)で厚生年金保険料が課されるが、50%を雇用主(使用者)が負担する。これには、被保険者自身と扶養する第三号被保険者の基礎年金分の保険料が含まれる。

 加入期間40年のうち、協定を結ぶ外国の社会保障制度と併せて通算10年分以上を拠出していれば、年金受給資格が得られる。基礎年金の受給額は、拠出期間に比例する。...

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