国際法
国際法(こくさいほう、(英: International Law, Law of Nations、仏: Droit international, Droit
des gens、西: Derecho Internacional)とは、国際社会(「国際共同体」英: the international
community、仏: la communauté internationale、西: la comunidad
internacional)を規律する法をいう。国際私法と対比させて国際公法(英: Public International
Law、仏: Droit international public、西: Derecho Internacional
Público)ともいわれるが、国内法制度における私法と公法の関係のように両者が対立的な関係に
あるわけではない。条約、慣習国際法、法の一般原則が国際法の存在形式(形式的法源)とされる
。かつては国家間の関係のみを規律する法と考えられてきたが、現代では国際組織や個人の関係や
、これらと国家との関係を規律する法と考えられている。
朝貢を国際関係の主体とする華夷秩序や、江戸時代初期の朱印船貿易は、一般的には国際社会全体
を拘束する国際法であるとは見做されていない。
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